島根が抱える緊急医療の現状を探る

島根県が直面する医療の現状

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島根県が抱える医療の現状を、医師、看護師数などとあわせて紹介していきたいと思います。

地形からみる島根の医療事情

フェリーの写真島根県は47都道府県の中でも医療に関して問題が多い県といえるようです。

そのなかでも重大なのが、東西に土地が長く、離島が数多くあるという地形的な要素がからむ、緊急時の医療体制の問題です。

島にはたくさんの病院、ましてや大きな病院があるわけではないので、病気やけがの状況によっては、本土の病院に転院しなければなりません。

その際の交通手段として、フェリーや高速船、飛行機がありますが、運行する本数も少ないうえにフェリーだと隠岐の島から本土まで2時間半もかかってしまいます。もちろん、そこから病院までの距離もかなりあるでしょう。

そのため、急を要する病気やけがの場合には、致命傷にもなりかねないのです。

また、本島のほうでは、東端の安来市から西端の津和野町までは230㎞もあり、車で約6時間もかかってしまいます。

しかし隣接している鳥取県、山口県、岡山県、広島県には病院が多いため、島より緊急時に懸念される問題点はないでしょう。

病院数、医師・看護師数も少ない島根県

病院数、医師・看護師数が全国的に見てかなり少なく、
なんと病院数、医師数は全国で2番目、看護師数は3番目に少ないという驚くべき状況となっています。

しかし、人口に対する医師の数は全国で10番目に多くなっているという状況から、明らかに離島や過疎の地域には医師がいないという医療格差のような状況が生まれています。ちなみに無医地区は19地区、人口でいえば約3,000人以上にもなります。

こういった現状に加え、島根県は人口に対する高齢者の割合が高く、65歳以上の方は人口の約29%を占めています。これは全国で一番高い割合となっており、これに起因する様々な問題も同時に抱えています。

三つ葉のクローバーのアイコン医療従事医師数・看護師数及び病院数(カッコ内は全国順位)

都道府県 医師数 看護師数 病院数 一般診療所
島根県 1,261人(46) 5,909人(45) 54(46) 746(43)
東京都 25,423人(1) 73,062人(1) 647(1) 12,684(1)
全国平均 4,157人 17,952人 184 2,124

※従事している医師・看護師数であり、資格を取得している数ではありません。

三つ葉のクローバーのアイコン高齢者の数と人口に対する割合

高齢者の数 割合
島根県 208,000人 28.97%
東京都 2,686,000人 20.87%
全国平均 617,149人 22.75%