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へき地で不足している保健師・助産師を目指す

へき地で不足している保健師・助産師を目指す

離島やへき地で不足している保健師や助産師の資格が求められています。
ここでは、島根の産科医療に関する情報を紹介していきます。

切実!助産師不足の現状

へき地といわれる県西部や離島では、医師不足・看護師不足が深刻化しています。 その中でも、特に不足しているのが産科医です。離島では設備がないために、本土へ搬送しなければならないというのは現実的な問題です。 産科医不足は離島に限ったことだけでなく、全国的にも言われているため、普通分娩をおこなえる助産師が必要とされています。 これから島根県の看護師として、また県西部や離島で看護師として働こうと思っている人は、ただの看護師ではなく分娩を行える助産師の資格も取得しておくと、きっと島民・住民の役に立つことでしょう。 また、病気やけがをした患者さんだけでなく、健康指導を行う保健師も必要な資格です。

島根県での産科医療に対する取り組み

島根県は、助産師・産科医療に対する意識の高い県です。それを物語るように、県内には全国でも珍しい「助産碑」が建立されているのです。助産碑とは、地域住民の貢献があった産婆さんを称えた記念碑で、現在では5つの碑があります。 自治体としても、年々不足している産科医の負担を軽減するため、助産師の確保と育成、院内助産システムの普及、助産師外来などさまざまな取り組みを行っています。

助産師の確保・育成

看護協会・病院と連携し、中高生を対象とした「一日助産師体験」の実施
助産師を目指す学生(助産師養成施設在学生徒)に修業資金の貸与(月額3万2,000円または3万6,000円)

院内助産システムの普及促進

院内助産システムとは…順調に経過している妊婦さんの分娩や産後ケアまでを産科医ではなく、助産師が担当するシステム
島根県内で院内助産を行う医療施設
隠岐病院(隠岐の島町) マザリー産科婦人科医院(松江市)

助産師外来の普及

助産師外来とは…妊婦さんは定期的に妊婦健診を行います。通常は産科医がおこなうのですが、その産科医の負担を軽減するため、外来での妊婦健診や保健指導を助産師が行うのです。 現在、島根県では9つの病院・診療所で助産師外来を導入しています。同じ女性同士ということもあり、気軽に相談ができるとして妊婦からの要望も高いです。そのため、県では研修や施設設備などへの支援を行っています。