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医師を<育てる>奨学金制度

医師を<育てる>奨学金制度

島根の未来を支える医師を目指す学生への奨学金制度について紹介します。

医師のタマゴ、医学生に対しての奨学金制度

島根県では、医師不足の現状を解消するために、将来的に島根の地域医療を託す医師を育てるための対策を進めています。 その一つが医学生に向けた奨学金制度です。これにより、島根県内で働く医師を積極的に育て、また金銭面がネックで医師を目指すのが困難という学生のサポートをしています。 奨学金というのは、基本的には働いて給料を得るようになってから返還しなければいけません。 ですが、以下の奨学金制度では島根県内の指定された病院に、一定の期間勤務をしたら返還が免除されるのです。

医学生地域医療奨学金

島根県内への就職を希望する医学生に対して貸与される奨学金です。
対象
・島根大学医学部「地域枠による推薦」での入学者10名 ・同医学部「一般入試において県内定着枠」での入学者7名 ・同医学部「推薦入試Ⅱ及び一般入試(県内定着枠を除く)」での入学者5名 ・鳥取大学医学部「島根県枠」での入学者5名
貸与額
・入学金相当額28万2,000円 ・月額10万円 ※貸与期間は6年間まで
返還免除条件
上記の大学を卒業してから、奨学金を借りていた期間と同年数、県内の公的病院や医療拠点とされる病院・臨床研修病院等に勤務すること。

特定診療科医師緊急養成奨学金

県内の指定医療機関の特定診療科に就職を希望する医学生を対象とした奨学金です。
対象者
大学は問わず、大学卒業後に県内の指定医療機関で初期臨床研修を受け、その後も以下の特定診療科で働く医学生 ・産婦人科 ・小児科 ・精神科 ・救急科 ・麻酔科 ・泌尿器科 ・美容外科を除く外科 ・透析を扱う腎臓内科 ・眼科
貸与額
1回あたり300万円(連続する2年間で2回まで)
返還免除条件
大学卒業後、県内で初期臨床研修を受け、引き続き県内の公的病院・地域医療拠点病院・臨床研修病院等の特定診療科で3年間勤務すること

緊急医師確保対策枠奨学金

対象
島根大学医学部緊急医師確保対策枠推薦入学者5名
貸与額
・入学金相当額28万2,000円 ・月額10万円 ・授業料相当額53万5,800円(年間)
返還免除条件
島根大学卒業後12年以内に県内の指定医療機関で初期研修期間を含む9年間勤務すること(うち4年間は特定地域医療機関)

研修医に対する研修支援資金制度

島根県では医学生だけでなく、研修医に対しての研修支援資金制度もおこなっています。奨学金同様、返還が免除される条件もあります。

研修医研修支援資金

①初期臨床研修医

対象
県内の指定医療機関で後期研修を受けるつもりの初期臨床研修医
貸与額
1回あたり150万円(連続する2年間で2回)
返還免除条件
初期臨床研修終了の翌月から、県内の公的病院・地域医療拠点病院・臨床研修指定病院等で3年間後期研修を受けること

②後期研修医

対象
県内の特定地域医療機関および特認指定医療機関で働くつもりの後期研修医
貸与額
1回あたり300万円(連続する2年間で2回)
返還免除条件
・特定地域医療機関で貸与期間と同じ期間働くこと ・特認指定医療機関で貸与期間の1.5倍の期間働くこと